学科の施設
実践的な学びに対応できるよう、多くの実習室が設置されています。
各実習室には、それぞれ先端の設備が備えられ、充実した教育環境を実現しています。
基礎看護学実習室
1年次に基礎的な技術を学ぶ実習室です。
1ベッドにひとつずつモニターやモデル人形が設置されています。
4~5人のグループで、ベッドサイドのVTRを見ながら技術の確認をした後に、モデル人形を使って演習を行うことができます。
モデル人形には、注射、採血などいろいろなモデルがあります。
1年生が点滴の速度調整をしています。
とても大切な演習なので学生は真剣です。
地域・在宅看護論実習室
在宅で看護が必要な人を対象にした演習で使用します。
3年次に訪問看護実習があり、家庭に近い形で実習室が作られ、リアルな演習ができるようになっています。
また麻痺など障害を持ちつつ生活していく方々の技術提供をイメージして練習できるように、お風呂場、介護用食器、お手洗いなどが設置してあります。
高齢者体験を行っている場面です。
実際の高齢者の身体的特徴を理解するために演習を行います。
母性・小児看護学実習室
妊・産・褥婦と新生児の特徴を理解した上で、対象者に必要な看護ケアを学修します。
実習室には沐浴槽が8つあり、グループごとに沐浴の演習をします。
また新生児のフィジカルアセスメントなどの技術を習得していき、臨地実習に臨みます。
赤ちゃんモデルを使用し沐浴の練習をしています。
3年生では実習で新生児に沐浴を行います。
成人・老年看護学実習室
救急場面に関する実習や高齢者体験を通した食事や排泄などに関する実習を行います。
基礎看護実習室とは異なり、電動ベッド、床ずれ予防のための体圧分散用マットレスなども入っており、高齢者モデル人形などを使用して演習を行います。
手術用手洗いがあるのも特徴の一つです。
手術に関する手洗いを実際場面と同じように経験できるようになっています。
普通の手洗いと異なり、手が触れなくても水を出せたり止めたりできます。
また、ブラシを用い丁寧に洗う練習ができます。
オープンルーム
レポート作成やインターネットを使った情報検索、メールの送受信などでパソコンを自由に利用することができます。
就職活動をするにも便利です。
キャリアサポート室
各病院、歯科医院からの求人票・施設案内などの閲覧が可能です。
先輩方からのメッセージや、採用試験体験記などの情報も充実しています。
図書館
歯科衛生学科、看護学科関連の専門書を約2万冊所蔵しています。
平日は9時~21時まで開館していますので、放課後ゆったりと勉強に専念することができます。
ラーニング広場
2014年4月、4号館の地下に新設され、パソコンや大型ディスプレイを使用してグループ学習が行えるコーナーや面談コーナー、自修スペースなどがあります。
図書館職員が、レポート作成のための資料検索方法などの指導も行います。
南側天井部分には天窓があり、昼間は外の光も差し込みますので、圧迫感はなく、勉強するには快適な環境です。
多目的実習室
1号館2階にある多目的実習室は、講義をはじめ、PBLやアクティブラーニングのグループ学習の他にも、学会やFD、オープンキャンパスなどで使用します。
室内の壁一面にホワイトボートが設置され、メインスクリーンの他に左右合わせて6面のスクリーンがあります。
ロールカーテンを降ろすと、4つ~6つのグループ学習ができるよう床とイスは色別されており、さまざまな用途に使用できるよう工夫されています。
健康管理室
健康で快適な学生生活を送れるよう、定期健康診断、健康相談、疾病の予防、治療についての助言、応急処置などを行っています。
オレンジルーム(学生相談室)
オレンジルームは充実した学生生活を送れるように、さまざまな相談を受け付けています。
たとえば、自分自身について、対人関係について、目標・進路・学業について悩んでいる場合に利用してください。
学習ルーム
学食(1・2階)を学習ルームとして開放しています。
1階は7時~11時、15時~22時、土・日曜日も利用できます。
2階は平日15時~22時まで利用でき、勉強できるスペースが十分確保されています。