【学長からのメッセージ】6月8日からの講義に向けて
2020年5月26日
学生の皆さんへ
学長 櫻井 孝
登校を開始できない状況になり早くも二月が経過しようとしておりますが、学生の皆さん体調等に変わりはありませんか。
現在6月8日から登校開始を予定しておりますが、公共交通機関や大学内での感染に不安を覚えている学生さんが居る一方、自宅では集中して学習できないため早く登校を開始して欲しいなど、様々な希望が寄せられています。
そこで先日、現在の皆さんの状況や意向を把握するための調査を実施し、大部分の学生さんに回答していただきました。御協力有難うございます。
その結果、現在通学圏外にいる学生さんがおよそ2割、登校開始後公共交通機関を利用する学生さんと利用しない学生さんがほぼ半数であることが把握できました。
また、今後もオンラインでの受講を希望している学生さんがほぼ半数いるという状況も把握できました。
前回の調査は、今後施設をどのように使用していくかを皆さんの意向を参考とし、計画するための一次調査でした。
その結果、当初想定していた、施設利用計画が困難な状況よりは、幾分計画に余裕ができる見込みとなりました。
前回の一次調査で把握できたことを踏まえ、今後下記の感染対策をはかりつつ、登校を開始することを検討しています。
登校開始後の感染対策
- 教室・実習室・学食の使用人数を半数にして距離を取る。
- 図書館の使用制限
- 健康調査票の提出と検温（原則として自宅で検温。自宅で検温不可能な学生用に非接触型体温計の複数配備）
- マスク着用の義務化（準備できない学生には大学で販売（数に限りがあるためと継続的な感染対策物品購入のため））
- 実習におけるフェースガードの着用（大学から配布）
- 入口への除菌マットの設置
- 手指除菌剤の配置
- 机等の除菌用具の配置
- その他
一次調査の際には、従来の教室等における学修環境を想像しつつ回答してくれた学生さんが多かったものと思いますので、今後の感染対策の予定を加味し、二次調査への回答をお願いします。
二次調査における各自の希望に応じて、今後の受講方法を決定することになりますので、全員が回答するようにして下さい。
但し、今後の感染状況や国あるいは県からの通知等による変更、必要な実習に関してはオンライン授業では成立しませんので、上記の対策をはかりつつ登校していただく必要のある授業もありますので御承知おきください。
