進路・就職

大学院

社会構造の変化に伴う研究課題の高度化や国際化に対応するため、大学院への期待は高まっています。
大学院歯学研究科では、高度な知識と高い専門性を備えた、歯科医学の研究・教育における指導者を養成します。

基礎、臨床、社会歯科学を統合して研究・教育分野のリーダーを育成

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1975年に開設された大学院歯学研究科は歯科医学をリードする最先端の研究を目指して人材を輩出してきました。基礎および臨床、社会歯科学を統合し、独創的な発想、論理的思考、旺盛な研究心を備えた歯科医学の研究および教育における指導者の育成が歯学研究科の目標です。社会構造の変化に伴い、研究課題もより高度な世界水準のテーマが要求されます。次世代の歯科医学を担う若い意欲的な人材により、柔軟な発想と積極的な行動力で将来の歯科医学の発展に貢献する高度な研究を推進していきます。

神奈川歯科大学大学院 歯科研究科長
槻木 恵一

教育課程の特色

大講座制による横断的な教育

大講座制を施行しており、講座内での分野横断的な教育研究体制により、専門領域の枠を超えた多分野融合的な教育の実践を行う。

共通講義の充実

コースワークとして共通講義を5科目開講し充実させ、系統的な教育により自立的な研究者としての高い能力の修得を行う。特に、単位互換も積極的に活用し幅広い学識を身につけさせる。

国際プログラム

大学院生が国際性を身につけるために、これまで短期留学や海外での学会発表を体験させる国際交流プログラムを実施しており、今後も充実させていく。特に海外での学会発表を1回以上義務づける。

歯科臨床に対する教育

臨床研究の基本は、歯科臨床を通じた疑問であり、臨床的なスキルを学ぶことは臨床研究の充実に欠かせない。各専門分野に、基礎系の知識を含めて学ぶことができる臨床プログラムを開講しクリニカルワークとして行う。また、基礎医歯学を専門とする学生も参加できる。さらに、平成29年度に新病院を開院するに伴い、臨床研究dataセンター(仮称)を整備することから、充実した臨床研究の展開を行う。

大学院生インタビュー

認知症予防のために歯科医師としてできること

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幼い頃に歯科医師の父に憧れを抱き、神奈川歯科大学を受験しました。広いキャンパスと施設。特に実習室は機能的で学びやすく工夫されていると思います。

各分野の専門家の先生が多く、気さくで話しやすく授業もわかりやすいのが最大の魅力です。そんな先生たちに学んでいくうちに、補綴(かぶせものや入れ歯)に興味が湧いて大学院に進みました。今は、咀嚼と認知機能というテーマに没頭しています。咬むことで認知症が予防できるのかどうか?脳の活動をみながら「ものを咬む」ことが認知機能にどのように影響するのか?という研究です。

今後、高齢者の増加に伴って認知症患者の数も増えていきます。認知症予防は医学界の大きな課題の1つと言えます。歯科医師の立場から認知症患者を少しでも減らすのが私の目標です。超高齢社会に対応する医療人を輩出するKDU大学院生の1人として、なんとしてもやり遂げたい大きな仕事です。

長嶋 信太朗さん
2014年3月神奈川歯科大学卒業
神奈川歯科大学大学院歯学研究者・教育者養成コース
口腔統合医療学講座補綴・インプラント学(学習院高等科出身)

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