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横地千仭先生
横地千仭名誉教授は、2024年8月4日に享年105歳でご逝去されました。
先生が遺された偉大な功績である「Color Atlas of Anatomy」は世界23カ国に翻訳され、解剖を学ぶものにとってバイブル的存在になっており、その功績は永遠に続くものでございます。
大正7年10月25日生
昭和17年9月 日本医科大学卒業
昭和26年6月 群馬大学医学部講師
昭和27年6月 医学博士号取得(慶応義塾大学)
昭和28年9月 横浜市立大学医学部助教授
昭和40年4月 神奈川歯科大学教授
昭和61年3月 定年により退職
昭和61年4月 同大学名誉教授(第3号)
令和6年8月 享年 105歳
アトラス
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アナトミーアートギャラリー
アナトミーアートとは
解剖学(Anatomy)の視点や要素を取り入れた芸術作品(Art)の総称。
横地千仭の作品には、「口からトランプを出している骸骨」、「頭蓋骨に描いた世界地図」など、独特のユーモアが取り入れられているのが特徴です。
「生と死は表裏一体であり、生をユーモラスに語れるのであれば、死もユーモラスに語ることができる」という同氏の発想は、解剖学に携わり、生と死を取り持ってきた者ならではの感性であると言えます。