三浦市医師会主催の第2回在宅医療ミーティングにおいて全身管理歯科学講座障害者歯科学分野の小松知子教授が講演しました
2024年10月18日(金)19時より、ホテルマホロバマインズ三浦 13階 会議室において三浦市医師会主催 第2回在宅医療ミーティングが開催されました。
「摂食嚥下機能評価と食支援のポイント」をテーマに、三浦市が抱える、人口減少と高い高齢化率を背景に「高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自立した生活を営む事」が出来るよう、需要が高まる在宅生活に対応する為の勉強会です。
医師、歯科医師、薬剤師、看護師、理学・作業療法士、管理栄養士・歯科衛生士、介護福祉師等々、多くの医療従事者が定期的に勉強会を開催し、まさに自治体におけるチーム医療体制の確立を垣間見ることができました。
在宅医療の環境整備は喫緊の課題である、との共通認識から、通常業務が終えられた後の19時にも関わらず、43名もの熱心な方々がご参加されました。
小松教授からは、嚥下の基礎的な部分から、臨床の実例を挙げながら、分かり易く解説がありました。
予定時間を超過しましたが、終了後には多くの質問が寄せられ、参加者の熱意が伝わってきました。
横須賀市歯科医師会の先生かたもご参加されていたようで、関心の高さを感じました。
高齢化は三浦市に限ったものでは無く、多くの自治体が抱える社会問題であり、今後、益々歯科医療分野が果たす役割の大きさを感じた勉強会でした。