2019年11月3日(日)午前10時~午後4時。歯学部と短期大学部の合同の学園祭である、稲岡祭が開催されました。今年で55回目となる、稲岡祭。その始まりは、1964年に学生主導の「神奈川歯科大学学生会会則」によって始まった行事です。2年目の1965年からは大学所在の地名にちなんで、現在の稲岡祭という名に。歴史を重ねながら、地域と密接に関わり合いながら、時代に合わせて、学生、教職員、そして市民の皆さんが一丸となって盛り上がる、現在のスタイルが確立されてきました。
今年のテーマは、令和元年にふさわしく「零話~新たなストーリー~」。実行委員長の歯学部3年簑島麗奈さんと副実行委員長の短期大学部看護学科2年辛嶋真緒さんは「新しいストーリーというテーマなので、これまで以上にみんなの交流が生まれるような試みを意識しました」と語ってくれました。
総合司会を務めるお笑い芸人、湘南パイプキャッツのお二人の軽快な進行のもと始まった開会式。歯学部の菅谷彰副学長は挨拶で「55年も継続できたのは皆さんの努力のおかげです。半世紀を超える稲岡祭の歴史を今後も盛り上げていきましょう」と。短期大学部長谷徹学長は「テーマである零話は“こぼればなし”とも読みます。今日は人生のこぼればなしになるような、いい寄り道になる一日にしましょう」と挨拶されました。
-
「歯学部と短期大学部の交流の場でもあるんです」
と語る辛嶋さん(写真左)と簑島さん(写真右)。 - 歯学部 菅谷彰 副学長
- 短期大学部 長谷徹 学長